こんな切ない恋ならやめたい

やめたいけどやめれない

アイドルを応援すること

好きなアーティストの好きな曲って誰にでもあると思います。その曲ってすごく自分の中では特別感が出るものだし、「生で聴きたい!」って思いますよね。応援している期間は短いながらも、私もそうでした。でも突然叶わなくなりました。

 

 

 

 

 

 

衝撃が起こったのは1月15日。午後の授業が始まる直前でした。

「え?ねえ〇〇〇、ももクロの緑の子引退するんだね」

お友達からそう教えてもらった私は

「またそんな報道してるの〜?どこのサイト〜?」

と聞いてしまいました。デタラメな報道だと思っていたからです。

「え?公式のTwitterでいってるよ?」

すぐマネージャーである川上アキラさんのTwitterを見ました。真実でした。引退日は21日。1週間以内でした。

正直、発表直後は10周年だけでも一緒に回れないのか?という気持ちがありました。もちろん今は思っていません。昨日の挨拶をきいて、改めて本当に幸せになって欲しいし、「あぁ…そうだよなあ…普通の女の子に戻りたいって思ってしまうぐらい大変なお仕事だよなあ」と思いました。

でも

「なかよし物語の喧嘩は誰が止めるの?」


「コールは?どうなっちゃうの?」


「ワニとシャンプーの最初は?」

 


『どうしたらいいの?』と言っていても仕方ないのは分かっているし、私が何かしら出来るわけではもちろんありませんし、「こんな新規が偉そうに心配して」と思われるかもしれませんが、どうしてもまだ不安ばかり色々出てきます。

 

 

 

 

私がももクロにハマったのは2012年。モノノフ(ももクロのファンの愛称)さんたちの間ではきっと遅めです。きっかけはお姉ちゃんでした。

その時、Z女戦争がリリースされてYouTubeみまくって友達と学校の廊下でPVの真似してたなあ…

 

 

初めて行ったライブは5TH DIMENSION 大阪城ホール公演。受験を終えて制服のままいきました。コールも何も知らなかったけど、ジャニーズとは違ったサイリウムの綺麗さに感動した覚えがあります。その時初めて聞いた『仮想ディストピア』。このコールの一体感がすごくて、2曲目なのに震えたのを覚えています。そしてこの曲が大好きになりました。

 

 

ももクロのライブは基本関東圏でやるし、私自身部活もやってたしで高校時代はライブビューイングばかり行って現場には全然行けませんでした。春の一大事の国立のライブビューイング、鼻水めちゃくちゃ出て床に使用済みティッシュ(大量)置きながら踊ったなあ。現場に行けなかったからファンクラブであるANGELEYES(通称AE)も入ってませんでした。「まあ、動けるようになったらでいっか」と思ってました。

大学生になって、特に2017年、私の中ではめちゃくちゃ現場に行かせてもらいました。

春、夏、クリスマス。ももクロの中でいわゆる代表ライブとも言える3つのライブ(もちろん他にもたくさんあります)に行かせてもらって改めてももクロの魅力を知ることが出来ました。

 

けれど、私はAEに入ることをクリスマスライブのももいろクリスマス(通称:ももクリ)の応募まで引き伸ばしていました。

ももクロのチケットは、先ほど書いた、『春の一大事』『夏のバカ騒ぎ』など大きめのライブでは一般応募があります。もちろんファンクラブ限定のイベントもありますが、大きいライブは一般応募でも当たる確率があるので(さらに席も良いことがある)一般応募にたよるか、お姉ちゃんに同行させてもらってました。ももクリの数ヶ月前に、AE限定イベントが武道館であったのですがJUMPのツアー中でお金がなかったのもあり、「ん〜〜まだいいかなあ…」と思ってしまっていました。でも今年のももクリはキャパが少ないというのがあり、一般枠が少ないと聞きつけ急いで入りました。

 

 

私はももクロの曲の中で、先程あげた『仮想ディストピア』『マホロバケーション』『武陵桃源なかよし物語』という曲が好きです。モノノフの中ではどれも定番曲。コールも多いし、なにより「5人で歌っている感」がつよいなと思う曲たちです。

しかし、私が生で聞くことが出来たのは『仮想ディストピア』『マホロバケーション』の2曲だけでした。たぶんどれもモノノフさんなら1回はライブで聞いたことあるんだろうな。『武陵桃源なかよし物語』という曲は、セリフから始まります。メンバーの百田夏菜子ちゃんが「誰が私のゼリーを食べたのか」ということで怒り、おそらく犯人である玉井詩織ちゃんが「名前を書いてない自分が悪いのでは?」と責めます。そしたら高城れにちゃんが「ゼリーの気持ちにもなって!」と言い、佐々木彩夏ちゃんは「私のプリンは?さっき食べたんだった♡」と全然関係のない、彼女らしいことを言います。そこから百田夏菜子ちゃんと玉井詩織ちゃんの言い合いが始まり、有安杏果ちゃんが「いい加減にしてよ!」止めに入ります。

この曲も5人のバランス感も感じられたから好きだったんですよね。みんなの個性が最初のセリフで感じられる。ももクロらしいなあって聞いた時思いました。

 

 

1週間とちょっと前までは、「つぎのバカ騒ぎでは歌ってくれるかな〜」ってお姉ちゃんと話してたのに。それが叶わぬ夢になってしまいました。いや、きっとももクロちゃん達は歌ってくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けれど私はやっぱり「5人で」歌っているところを聞きたかったんです。

 

 

 

 

 

 

昨日の5人のラストライブが終わってから、私は昔の自分を悔やみました。

「なぜ頑張ったら行けたライブもあるのに行かなかったのだろう」

「聞きたかった、聞きたかったって、言ってるだけで行動してなかったじゃん」

「いつか行ければいっか」って思ってた自分をとても責めました。

 

 

 

「いつか」なんて誰もどうなるか分からない。今この時は今しか見れないんですね。突然当たり前が当たり前じゃなくなるんですね。

 

 

 

だからこそHey!Say!JUMPも、ももクロも応援できる時にきちんと応援しよう。「いつか聞ければ、行ければ」なんていわないで「今行けるなら今行く」というスタンスで応援しよう。

 

 

 

人生何があるなんて、この先何がおこるかなんて誰にもわからないし、当たり前が続く保証なんて絶対ないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

ももか、8年間素敵な時間をありがとう。お疲れ様。素敵な人生を願っています。

 

 

 

 

 

 

 

xoxo